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高隈山縦走のエピローグ:反省と車中泊は?

実は、20代初めに鹿屋市に2年住み、高隈山系は毎日目にしていたし、その後もそれ以来の親友との付き合いで、鹿屋市荒平海岸に幾度も泊まっていたが、高隈山登山は一向に実現していなかった。理由は、いったいどこから登るのか、どの山を登るのか、どのくらいの時間がかかるのか、縦走の難易度はどれほどなのか、これらのことを突き詰めて考えたことがなく、高隈山登山のイメージが全く湧かなかったということにある。また、件の友人には登山の趣味はないし、地元の人達からも山行の話題は出ないため、yamap他のネット情報を参考にするくらいでした。登山は、こうした情報の殆どが慣れた一般の健常登山者からのもので、高齢登山者がこれを鵜のみにして登ると、結果は悲惨なことになり得ます。私の今回の登山はまさにその好例(悪例?)でした。

前泊(後泊)についても、反省はあります。唯々安易に前泊して、縦走を決めて登り始めたのが実情でした。何よりも時間の余裕をもって早めにサイトに到着して、しっかり食事し、十分な睡眠をとるべく、車中泊の車もそれに相応しいものにすべきでした。

飲食物への配慮も足りませんでした。特にいつも携行し枕元にも置いている岩塩を持参しなかったことが、脚部の攣りを引きずる原因となりました。80歳の年寄りにはあるまじきことでした。単独行も問題だし、長時間の登下山を考慮するなら、元気な慣れた人の同行をお願いすべきでした。走行中にスマフォの充電も100%にしておくべきでした。

山楽会の四方なくば、帰れなかったかもしれません。救いは、好天に恵まれて暖かく、眺望素晴らしく(心からそれを愛でる余裕は皆無でしたが)、それまでに愛用していた重山靴系のZamberlanでも、靴擦れとマメは避けられました。 因みに、この靴の重量は1.7kg。 高隈山のすぐ後にゴアテックスのThe North Face 26.5cm(1.3kg)のトレッキングシューズを入手しました。耐久性はZamberlanとは比較しようもありませんが、Vibramのソール仕様で信頼できます。完全に足にフィットしています。軽いので、以後の山行にはこれしか履きません。

同行者と車1台での山行なら、簡単なキャンプ道具を積み込み、テント泊も悪くありません。高齢者の山行にはそれくらいの時間的ゆとりが必要です。もちろん、単独行の前泊には、車がバンタイプなら車中泊がお奨めです。時間的なゆとりが得られます。